伝統菓子ポルボロンとバスク地方のガトーバスク
中世の頃、大きなかまどを持っているのはお城と修道院だけでした。当時の一般市民には遠い存在だった砂糖や卵、小麦粉、乳製品なども豊富にあったスペインの修道院で、様々なお菓子が生まれました。それは多くの西洋菓子のルーツとなり、世界に広がっていきました。チョコレートや日本のカステラもそのひとつです。
今回は、修道院生まれの「ポルボロン」とバスクの修道女から教わった「ガトーバスク」の作り方をご紹介し、その味を楽しんでいただきます。知られざる修道院の生活やお菓子の歴史を、現地の写真を交えたスライドでご紹介します。遠い昔にタイムスリップし、修道院の中に迷い込んだような気分を味わっていただけるでしょう。
※ポルボロンの実習をして、ガトーバスクはデモと試食になります。