平安時代の心 日本の古典世界を読む
ことばから読み解く、平安文学の世界!
平安時代は1000年も昔ですので、ことばの意味・ニュアンスも現代と相当異なっているものがあります。ひとつひとつのことばが持つ力を確認し、作品を読み解いていきましょう。さまざまな作品を取り扱う予定です。
くずし字が読めなくても大丈夫!
平安時代の文学作品は、今ではほとんどが活字化されています。わたしの講座では、基本的には活字のテキストを用意して読んでいくので、くずし字が読めなくても大丈夫です。
当時の文化・風習についても解説します!
平安時代の作品を読んでいると、今とはちがう風習・風俗があることに気づかされます。その中には、当時の資料がないためにはっきりしないものもありますが、できるかぎりわかりやすく解説します。
【講座のご案内】
平安時代はおよそ300年。この時代、多くの優れた文学作品が生まれました。『古今和歌集』をはじめとする和歌集、紫式部の『源氏物語』を頂点とする物語、清少納言による随筆『枕草子』……。在原業平、小野小町、菅原道真などもこの時代に生きた人です。ほかにも説話や漢詩や日記もあります。平安時代の作品は今でも日本人の文化の源泉として、影響を与えています。
今に通じる平安時代の人々の心……また、今とはちがう人々の心……。それらの両面を古典作品からのぞいてみませんか?
よく知られた作品も、そうでない作品もあります。それらに親しむことで、現代との意外なつながりに気づき、生活がより豊かなものになるでしょう。
画像: 「国立国会図書館デジタルコレクション」より