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【オンライン】『和泉式部日記』を楽しむ

開催日 1/27から
第4火曜 10:30〜12:00
川村 裕子

講座内容
教室受講はこちらから<https://cul.7cn.co.jp/programs/program_1029645.html>

『和泉式部日記』を楽しむ



ここでは和泉式部が書いた日記文学・『和泉式部日記』を読んでいきましょう。
和泉式部は歌人として、とても有名。

ところで、あの紫式部は和泉式部のプロフィールを書いてくれているのですよ。それは『紫式部日記』に出てきます。「和泉式部という人は、とってもステキな手紙をやりとりしていました。でも、彼女にはモラルに反した所があったのです」と書かれているのでした。そう、和泉式部は手紙名人、そして「道徳的」ではなかった、と紫式部は書いています。和泉式部は恋多き女性。それを紫式部は批判しているのですね。

でも、このような体験が人の気持ちを揺らすような言葉のきらめきを生み出していったのです。第一回目はこのような和泉式部と『和泉式部日記』の基礎知識をお話いたしますね

■第一回目では「ステキな手紙をやりとり」といった紫式部の評価をご紹介いたします。二回目はこのステキな手紙、といったものが、どんなものであったか、説明いたしますね。電話もファックスもメールもLINEもない時代。唯一の伝達手段であった手紙。それはさまざまな危険性に囲まれていました。またさまざまな物語も生み出していたのです
 そして『和泉式部日記』のなかには平安手紙のキラキラ光るエッセンスが書き込まれているのです。その手紙のやりとりを分析していきますね。
 今にも通じる手紙の姿、それが二人の恋を支えていました。表現の奥に光る手紙の存在を読み取っていきましょう。

■また最後の三回目には『和泉式部日記』の性格を深堀りします。いったい何のためにこの日記文学作品が書かれたのか。そこにはどんな思いが零れ落ちているのでしょう。特にガラッと変わる日記の末尾が何のために描かれているのか。それまでの恋物語とは違う部分は、昔から他人が書いたという説が多いのです。
 これは本当に他人が書いたのか、それとも……。
 そのようなことをみなさまと考えながら、『和泉式部日記』の本質に迫りたいと思います。そして世界で最古の女性日記文学たちが残っている意味も考えていきましょうね。


オンライン受講に関しての手順、注意事項はこちらをご覧ください。
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●環境による切断やアプリの障害が起きた場合には当社は責任を負いかねます。
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●視聴URLのメールが届かない場合はお手数ですが必ずお電話でご連絡ください。当日直前のメールには対応しきれない場合がございます。

講座概要
曜日・時間帯
第4火曜 10:30〜12:00
開催日
1/27から
回数
3回
講師
川村 裕子
備考
◆環境による切断やアプリの障害が起きた場合には当社は責任を負いかねます◆第三者との講座URLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への画像等の転載は著作権の侵害になります◆視聴用URLメールが届かない場合はお電話にてご連絡ください。
体験・見学
お問い合わせ
03-5949-5481
お申し込み
3ヵ月
11,550円(税込)
一般体験
3,850円(税込)

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川村 裕子

武蔵野大学客員教授

プロフィール


川村 裕子:1956年東京都生まれ。武蔵野大学客員教授。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。著書に『新版 蜻蛉日記I(上巻・中巻)現代語訳付き』『同 II(下巻)』(角川ソフィア文庫) 、『王朝文学のたたずまい』(武蔵野書院)、『平安のステキな!女性作家たち』『平安女子の楽しい!生活』『平安男子の元気な!生活』(いずれも岩波ジュニア新書)、編著書に『ビギナーズ・クラシックス日本の古典 和泉式部日記』同シリーズ『拾遺和歌集 』(角川ソフィア文庫)など多数。NHKEテレ出演多数。