『源氏物語』を読んだことのない方でも、登場人物を中心に読むことでいつのまにか
物語の世界に浸っていることに気づくでしょう。
源氏物語の女性たち
― その「生き方」についてを考える ―
『源氏物語』には主人公の光源氏を中心に数多くの女性が描かれています。本講座ではこれまで紫の上・明石の君・六条御息所を採り上げ、その生き方について考えてきました。
現在、「六条御息所」を取り上げています。終わり次第、「藤壺宮」を採り上げる予定です。
源氏の藤壺宮への愛執は藤壺宮の人生を大きく狂わせますが、その苦悩がまた栄華の人生をもたらすことにもなります。これまでの三人の女性とは大きく異なる藤壺宮、源氏の運命の根幹に大きく関わっていきます。
折も折、大河ドラマで「紫式部」が取り上げられています。ドラマはドラマとして、実際の作品『源氏物語』の藤壺宮をとおして紫式部は何を言いたいのでしょうか。ご一緒に考えてみませんか
【講座の進め方】
・藤壺宮の登場する巻々の中から必要な原文を現代語訳付きで読んでいき、藤壺像を浮き
上がらせていきます。
・主要な語や語句については、説明プリントを使いながらていねいに読み解いていきます。
【テキスト・資料】
上記「現代語訳付きの原文」、「語や語句の解説プリント」はこちらで用意します。