源氏物語の原文にチャレンジしてみましょう
源氏物語をよむ
源氏物語を原文で読む講座です。
源氏物語は今から一千年ほど前の平安時代に作られた物語ですが、時空をこえて読み継がれています。その魅力をご一緒に実感してみませんか。
今回は「藤裏葉巻」から「若菜上巻」へと読み進めます。
「藤裏葉巻」は第一部の最後の巻であり、光源氏は准太上天皇となって栄華を極めます。
「若菜上巻」は第二部の始発の巻です。朱雀院の年若い皇女・女三宮が、光源氏のもとに降嫁したことにより、光源氏も紫の上も女三の宮も傷ついてゆくという物語です。