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原作とTVドラマで親しむ名探偵ホームズ

開催日 10/22から
第4水曜 15:00〜16:30
井伊順彦

講座内容
原作とTVドラマで親しむ名探偵ホームズ

コナン・ドイルによる短篇集第3弾『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいきます。必要に応じて英語原文も用いることもあり(解説などはこちらがやります)。感想や疑問などを自由に述べていただいてかまいません。

【10月期取り上げる作品】
10月「犯人は二人」
11月「六つのナポレオン」
12月「三人の学生」

ジェレミー・ブレットがホームズを演じたグラナダTVの同名ドラマや、場合によってはベネディクト・カンバーバッチが現代版ホームズを演じたBBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』も観て、映像版と活字版の違いを探ってみたい。理解を深める一助として、同時代の純文学作品やミステリ作品に触れることもあります。大英帝国末期のロンドンはじめ各地のありさまや人々の生き方なども学びましょう。

【10月講座】では、
「犯人は二人」を読みました。ホームズによればロンドン一の悪党であるミルヴァートンとの緊迫した対面や、ホームズとワトソンが住居侵入をしでかす展開など、見どころが多い作品ですが、とくに「法律と道徳」や「目的と手段」の関係が、現代人に対しても大きな問いを投げかけていて、有意義な意見交換の場となりました。

【11月講座】では、
「六つのナポレオン」を読みます。あまり金銭的価値のなさそうなナポレオン像が、なぜ六つもロンドン各地で壊されるのか。個人のしわざなのか、あるいは何かの組織が絡んでいるのか。イギリス人の対ナポレオン感情や、一種のロンドン案内も含めて、読んでおもしろい謎多き佳品です。

【講師からみなさまへ】
講座では、私(講師)のほうから全体に向けて「ご意見やご感想はありますか」
とはお聞きしますが、個人を指名してご発言を求めたりはしません。そのうえで、
希望者には自由にご発言いただき、それをもとに講座を進めることもよくあります。
講師が気づかないような、とても興味深いご意見が飛び出すことも珍しくありません。
私も学ばせていただいています。こちらからは、単なるおおざっぱな「解説」ではなく、
細かな言葉遣いを分析したりなど、文学の鑑賞や研究になるよう心がけています。
もちろん、和気あいあいたる雰囲気は欠かせませんね。いつもそうです。
みなさん、ふるってご参加ください。お待ちしています。

講座概要
曜日・時間帯
第4水曜 15:00〜16:30
開催日
10/22から
回数
3回
講師
井伊順彦
備考
●本を読んでいらっしゃらなくてもご参加いただけます。●本を持ってくる必要もありません。
体験・見学
体験随時
お問い合わせ
03-5949-5481
お申し込み
3ヵ月
10,395円(税込)
一般体験
4,015円(税込)

★講座の体験・見学をご希望の方
体験・見学ご希望の方は下記のボタンからお申し込みください。またはお電話か窓口までお問い合わせください。

体験・見学
  • 「体験」料金の表示がない場合は、講座概要にあるカリキュラムのページでご確認をお願いいたします。
  • 「★」印が表示されている場合の「料金合計」、「(内消費税)」についてはお電話か窓口までお問い合わせください。
  • 「受講申込」ボタンがない場合は、お電話か窓口までお問い合わせください。
  • 7月期、1月期講座のお申し込み時は、6カ月一括支払コースは選択できません。
井伊順彦

英文学者

プロフィール


井伊 順彦

早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。編訳書にサキ『レジナルド』(Kindle版、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、英国モダニズム短篇集『世を騒がす嘘つき男』(風濤社)など。訳書にジョイス・キャロル・オーツ『生ける屍』(扶桑社)、アンジェラ・カーター『英雄と悪党との狭間で』(論創社)など。英国ジョウゼフ・コンラッド協会、英国バーバラ・ピム協会、英国トマス・ハーディ協会各会員。