原作とTVドラマで親しむ名探偵ホームズ
コナン・ドイルによる短篇集第3弾『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいきます。必要に応じて英語原文も用いることもあり(解説などはこちらがやります)。感想や疑問などを自由に述べていただいてかまいません。
【10月期取り上げる作品】
10月「犯人は二人」
11月「六つのナポレオン」
12月「三人の学生」
ジェレミー・ブレットがホームズを演じたグラナダTVの同名ドラマや、場合によってはベネディクト・カンバーバッチが現代版ホームズを演じたBBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』も観て、映像版と活字版の違いを探ってみたい。理解を深める一助として、同時代の純文学作品やミステリ作品に触れることもあります。大英帝国末期のロンドンはじめ各地のありさまや人々の生き方なども学びましょう。
【7月講座の様子】
「踊る人形」を読みました。ホームズ作品では数少ない暗号解読物ですが、なぜドラマ版ではその解読の場面が少ないのか、といったことをご説明しました。また、犯人の顔の特徴がどんな意味を持つのかにも着目しました。原作とドラマ版で、その顔の感じが違うのはなぜか……。いつもどおり、みなさんからも様々なご意見が飛び交いました。
【8月の講座の様子】
8月に行った講座では「プライオリ学校」を取り上げました。
この作品ではホームズは緻密な推理を披露しています。一方で、自分の知らなかったことを関係者から教えられ、びっくりする場面もあり、珍しく(?)ホームズの人間味が感じられました。原作とTVドラマとの違いが大きいのも注目点で、みなさんで違いの理由などを話し合いました。
【9月の講座内容予定】
9月24日には「ブラック・ピーター」を読みます。
この作品は、「プライオリ学校」ほどは緻密な推理を必要としないかもしれませんが、現代にも通じる問題がいくつかさりげなく示されているところがおもしろい。きっといろいろなご意見
【講師からみなさまへ】
講座では、私(講師)のほうから全体に向けて「ご意見やご感想はありますか」
とはお聞きしますが、個人を指名してご発言を求めたりはしません。そのうえで、
希望者には自由にご発言いただき、それをもとに講座を進めることもよくあります。
講師が気づかないような、とても興味深いご意見が飛び出すことも珍しくありません。
私も学ばせていただいています。こちらからは、単なるおおざっぱな「解説」ではなく、
細かな言葉遣いを分析したりなど、文学の鑑賞や研究になるよう心がけています。
もちろん、和気あいあいたる雰囲気は欠かせませんね。いつもそうです。
みなさん、ふるってご参加ください。お待ちしています。
コナン・ドイルによる短篇集第3弾『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいきます。必要に応じて英語原文も用いることもあり(解説などはこちらがやります)。感想や疑問などを自由に述べていただいてかまいません。
【10月期取り上げる作品】
10月「犯人は二人」
11月「六つのナポレオン」
12月「三人の学生」
ジェレミー・ブレットがホームズを演じたグラナダTVの同名ドラマや、場合によってはベネディクト・カンバーバッチが現代版ホームズを演じたBBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』も観て、映像版と活字版の違いを探ってみたい。理解を深める一助として、同時代の純文学作品やミステリ作品に触れることもあります。大英帝国末期のロンドンはじめ各地のありさまや人々の生き方なども学びましょう。
【7月講座の様子】
「踊る人形」を読みました。ホームズ作品では数少ない暗号解読物ですが、なぜドラマ版ではその解読の場面が少ないのか、といったことをご説明しました。また、犯人の顔の特徴がどんな意味を持つのかにも着目しました。原作とドラマ版で、その顔の感じが違うのはなぜか……。いつもどおり、みなさんからも様々なご意見が飛び交いました。
【8月の講座の様子】
8月に行った講座では「プライオリ学校」を取り上げました。
この作品ではホームズは緻密な推理を披露しています。一方で、自分の知らなかったことを関係者から教えられ、びっくりする場面もあり、珍しく(?)ホームズの人間味が感じられました。原作とTVドラマとの違いが大きいのも注目点で、みなさんで違いの理由などを話し合いました。
【9月の講座内容予定】
9月24日には「ブラック・ピーター」を読みます。
この作品は、「プライオリ学校」ほどは緻密な推理を必要としないかもしれませんが、現代にも通じる問題がいくつかさりげなく示されているところがおもしろい。きっといろいろなご意見
【講師からみなさまへ】
講座では、私(講師)のほうから全体に向けて「ご意見やご感想はありますか」
とはお聞きしますが、個人を指名してご発言を求めたりはしません。そのうえで、
希望者には自由にご発言いただき、それをもとに講座を進めることもよくあります。
講師が気づかないような、とても興味深いご意見が飛び出すことも珍しくありません。
私も学ばせていただいています。こちらからは、単なるおおざっぱな「解説」ではなく、
細かな言葉遣いを分析したりなど、文学の鑑賞や研究になるよう心がけています。
もちろん、和気あいあいたる雰囲気は欠かせませんね。いつもそうです。
みなさん、ふるってご参加ください。お待ちしています。