原作とTVドラマで親しむ名探偵ホームズ
コナン・ドイルによる短篇集第3弾『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいきます。必要に応じて英語原文も用いることもあり(解説などはこちらがやります)。感想や疑問などを自由に述べていただいてかまいません。
【10月期取り上げる作品】
10月「犯人は二人」
11月「六つのナポレオン」
12月「三人の学生」
ジェレミー・ブレットがホームズを演じたグラナダTVの同名ドラマや、場合によってはベネディクト・カンバーバッチが現代版ホームズを演じたBBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』も観て、映像版と活字版の違いを探ってみたい。理解を深める一助として、同時代の純文学作品やミステリ作品に触れることもあります。大英帝国末期のロンドンはじめ各地のありさまや人々の生き方なども学びましょう。
【10月の講座予定をご案内】
10月の講座では「犯人は二人」を読みます。「ボヘミアの醜聞」に似た設定なのですが、被害者の女性の行動を巡って、「法律と道義」、「目的と手段」の矛盾という哲学的問題が大きな読みどころとなります。これは永遠の主題かもしれませんね。TVドラマも観ます。
すでに終了した9月の講座では「ブラック・ピーター」を読みました。
ホームズの帰納法による推理が鮮やかでしたが、最終的な謎の解明では容疑者の自白に頼っていました。この作品では、現代にも通じるDVや投資詐欺の問題がさりげなく描かれているのが実に興味深いところです。
【講師からみなさまへ】
講座では、私(講師)のほうから全体に向けて「ご意見やご感想はありますか」
とはお聞きしますが、個人を指名してご発言を求めたりはしません。そのうえで、
希望者には自由にご発言いただき、それをもとに講座を進めることもよくあります。
講師が気づかないような、とても興味深いご意見が飛び出すことも珍しくありません。
私も学ばせていただいています。こちらからは、単なるおおざっぱな「解説」ではなく、
細かな言葉遣いを分析したりなど、文学の鑑賞や研究になるよう心がけています。
もちろん、和気あいあいたる雰囲気は欠かせませんね。いつもそうです。
みなさん、ふるってご参加ください。お待ちしています。
コナン・ドイルによる短篇集第3弾『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいきます。必要に応じて英語原文も用いることもあり(解説などはこちらがやります)。感想や疑問などを自由に述べていただいてかまいません。
【10月期取り上げる作品】
10月「犯人は二人」
11月「六つのナポレオン」
12月「三人の学生」
ジェレミー・ブレットがホームズを演じたグラナダTVの同名ドラマや、場合によってはベネディクト・カンバーバッチが現代版ホームズを演じたBBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』も観て、映像版と活字版の違いを探ってみたい。理解を深める一助として、同時代の純文学作品やミステリ作品に触れることもあります。大英帝国末期のロンドンはじめ各地のありさまや人々の生き方なども学びましょう。
【10月の講座予定をご案内】
10月の講座では「犯人は二人」を読みます。「ボヘミアの醜聞」に似た設定なのですが、被害者の女性の行動を巡って、「法律と道義」、「目的と手段」の矛盾という哲学的問題が大きな読みどころとなります。これは永遠の主題かもしれませんね。TVドラマも観ます。
すでに終了した9月の講座では「ブラック・ピーター」を読みました。
ホームズの帰納法による推理が鮮やかでしたが、最終的な謎の解明では容疑者の自白に頼っていました。この作品では、現代にも通じるDVや投資詐欺の問題がさりげなく描かれているのが実に興味深いところです。
【講師からみなさまへ】
講座では、私(講師)のほうから全体に向けて「ご意見やご感想はありますか」
とはお聞きしますが、個人を指名してご発言を求めたりはしません。そのうえで、
希望者には自由にご発言いただき、それをもとに講座を進めることもよくあります。
講師が気づかないような、とても興味深いご意見が飛び出すことも珍しくありません。
私も学ばせていただいています。こちらからは、単なるおおざっぱな「解説」ではなく、
細かな言葉遣いを分析したりなど、文学の鑑賞や研究になるよう心がけています。
もちろん、和気あいあいたる雰囲気は欠かせませんね。いつもそうです。
みなさん、ふるってご参加ください。お待ちしています。